
「オリジナルTシャツを自分で作りたいけど、シルクスクリーンって難しそう…」 「道具を揃えるのにいくらかかるの?失敗しないか不安…」
ご安心ください!
この記事では、オリジナルグッズ制作歴12年の筆者(キャニーニ)が、渋谷のシルクスクリーン専門店「ウエマツ」で直接学んだ方法をもとに、全くの初心者でも最短1日でロゴTシャツを完成させる手順を、必要な道具と失敗しないコツを交えて徹底解説します。
この記事を読み終わる頃には、あなたの不安は解消され、世界に一つだけのTシャツ作りをすぐに始められます。
結論まとめ:ロゴTシャツ自作の最速成功ルート(この記事で一番重要なポイント3選)
結論から先に知りたい方のために、自作シルクスクリーンTシャツを成功させるための最重要ポイントをまとめました。
| No. | 最速成功のポイント | なぜ重要? |
| 1 | 版の制作は「業者」に頼む | 初心者が一番失敗しやすく、専用機材が必要な「製版」工程をプロに任せることで、品質を担保し、制作時間を大幅に短縮できます。(最安は渋谷のウエマツ簡易版) |
| 2 | デザインは「濃い黒1色」で | 版の仕上がり精度を左右するため、デザイン原稿は**ベタの「真っ黒」**で作成します。薄いと露光がうまくいかず、インクが詰まる原因になります。 |
| 3 | 刷り方は「Tシャツの中に台」 | Tシャツの背中側の生地にインクが染みないように、必ずTシャツの中に**フラットな台(厚紙や板)**を入れ、スプレーのりで固定してから刷りましょう。 |
この記事は次のような人におすすめ!
- オリジナルTシャツを自分でつくりたいが、何から手をつければいいか分からない初心者
- シルクスクリーン印刷に興味があるが、道具や初期費用が不安な人
- プロに負けないロゴTシャツを安く、簡単に作りたい人
1. シルクスクリーン印刷とは?基本情報と初心者へのメリット
シルクスクリーン印刷は、版(スクリーン)にインクを通して素材に印刷する技法です。かつて絹が使われていたためこの名があります。
シルクスクリーン印刷がTシャツ自作に最適な3つの理由
| メリット | 詳細 |
| 圧倒的な発色と耐久性 | インクを厚く転写できるため、市販品のような鮮やかで耐久性の高いプリントが可能です。洗濯しても剥がれにくいです。 |
| 多素材に対応 | Tシャツだけでなく、トートバッグ、紙、木材など、様々なオリジナルグッズが作れます。 |
| コスト効率が良い | 一度版を作れば、同じデザインを何十枚でも刷れるため、2枚以上のTシャツを作るならアイロンプリントよりも安く済みます。 |
2. 【初期費用を公開】ロゴTシャツ自作に必要な道具リスト
「道具が多そう…」という不安を解消します。製版を業者に依頼する場合(初心者最速ルート)に最低限必要な道具は以下の通りです。
| 道具名 | 用途 | 相場価格帯 | 備考(筆者の実体験) |
| スクリーン版 | デザインを写すメインの道具。 | ¥2,600〜(A4簡易版) | 今回は渋谷ウエマツの簡易版を使用しました。これがなければ始まりません。 |
| 水性インク | Tシャツに印刷するインク。 | ¥800〜¥1,500/色 | **「Tシャツくん」**のインクが発色も良く、水で洗えて初心者におすすめです。 |
| スキージ | インクを版の上で均等に伸ばすヘラ。 | ¥500〜¥3,000 | 最初はプラスチック製の安価なもので十分。木製の方が力が入りやすいです。 |
| 無地Tシャツ | 印刷する素材。 | - | インクが染み込みすぎない、厚手のものが失敗しにくいです。 |
| マスキングテープ | 版のフチやデザイン以外の部分を塞ぐ。 | ¥200〜 | インク漏れを防ぐため、必ず幅の広いものを用意しましょう。 |
| Tシャツ用台(板) | Tシャツの中に挟み、印刷面をフラットにする。 | ¥100〜 | 段ボールや厚紙でも代用可能ですが、平らでインクを吸わない素材がベストです。 |
📝 筆者の実体験:初めての初期費用は合計約5,000円でした!
簡易版(¥2,600)+インク(¥1,200)+スキージ(¥800)+マスキングテープ(¥200)で、初回は5,000円以下でスタートできました。Tシャツ代を含めても、1枚あたり3,000円〜4,000円でオリジナルTシャツが完成します。
3. ロゴTシャツをシルクスクリーンでつくる3つの工程(初心者最速ルート)
今回は**「製版は業者に依頼する」**という、初心者の方が最も成功しやすい方法で解説します。
工程1:ロゴTシャツのデザインを考える
Point 1:デザイン原稿は「濃い黒1色」で作成する
シルクスクリーンで版を作る際、黒い部分がインクの通り道になります。
- デザインはPC(Illustratorなど)やiPadのソフト、または手書きでも可能です。
- 必ず**「真っ黒(K=100%)」**で、線や塗りつぶしにムラがないようにしましょう。黒が薄いと、製版時に版に穴が開かず、インクが通らない(かすれ・にじみの原因)となります。
- 2色刷りTシャツの場合は、色ごとに**「黒1色」のデザイン原稿を2枚**作成する必要があります。
Point 2:筆者のデザイン実例(Futuraベースのロゴデザイン)
今回のデザインは、欧文フォント「Futura」をベースに制作しました。
- 太さや配置のバランスをパソコン上で細かく調整することで、よりプロっぽい仕上がりになります。
- Tシャツの胸元、背中、袖など、印刷位置を事前に決めておくと、版のサイズや印刷時の位置合わせが楽になります。

下部分には、ブランド名(キャニーニ)や活動場所やポリシーなどを英語で表記。太さや配置などのバランスを考えながらデザインしました。
デザインは黒1色で作ります。
2色でプリントしたい場合は黒1色のデザインで2色分(2種類)つくりましょう。
デザイン部分の黒色は出来るだけ濃い色にしておくと上手くいきやすいです。
黒色が薄かったり、
黒以外では綺麗に版が作れない事があるので、気をつけたいところです。
工程2:【最安】シルクスクリーン印刷用の版を業者に依頼する
初心者にとって最もハードルが高いのが「製版」です。今回は、筆者も利用した**渋谷のシルクスクリーン専門店「ウエマツ」**に依頼する方法を解説します。
自分でもシルクスクリーン用の版は作れますが、
それには、専門の道具が必要なのと、少し難しい工程なので
今回は、安くシルクスクリーン用の版を作ってくれる
お店(業者)を探して発注することにしました
【筆者利用】渋谷ウエマツでA4簡易版を頼む方法(料金・アクセスも完全解説)
| 項目 | 詳細 |
| サービス名 | ワンタッチシルク加工(簡易版) |
| 価格帯 | A4版で**¥2,600**ほど(※金額は変動する可能性があるため、要事前確認) |
| メリット | 他の業者よりも安く、比較的スピーディーに作成できる。初めての試作に最適。 |
| デメリット | 簡易版のため、数十枚以上の連続印刷には向かない(版の耐久性が低い)。 |
| 住所 | 東京都渋谷区渋谷2-20-8 宮益坂下りそな銀行となり |
| 営業時間 | 10:00~19:00(月~土・祝日)/ 定休日:年始年末、日曜日 |
渋谷にあるウエマツなら格安にシルクスクリーン印刷用の版を製版してくれます。
ワンタッチシルク加工という簡易版になりますが、何枚か印刷するには十分使えます。
といっても、簡易版なのでTシャツを数十枚以上刷ると強度が少し弱くなり
綺麗に印刷できなくなる可能性があります。
最初にシルクスクリーン印刷を自分で試してみるのには
ウエマツの版はオススメできます。
A4版(ウエマツワンタッチシル) で¥2,600ほどでした。
工程3:作った版とインクで、Tシャツに印刷・乾燥して完成
版が手元に届いたら、いよいよ印刷です。落ち着いて作業すれば、失敗はほとんどありません。
印刷の準備:Tシャツの「しわ」と「ずれ」を徹底防止!

Tシャツへの印刷は、いかに印刷面を平らにし、版を固定できるかが成功の鍵です。
- Tシャツに台を入れる: Tシャツの中に、印刷面よりも大きいサイズの平らな板や厚紙を入れます。
- 固定する: 台の上に低粘着性のスプレーのりを吹き付け、Tシャツを貼って固定します。こうすることで、印刷中のTシャツのズレやシワを防ぎます。
- 版を固定する: 印刷位置に版を置き、版の奥側(上側)と横の2点をマスキングテープなどで台に固定します。(こうすると、スキージを手前に引く際に力を入れても版が安定します)
刷り方の極意:失敗しない「スキージの角度と圧力」のコツ
| No. | 刷り方のコツ | 詳細な手順と注意点 |
| 1 | インクは多めにのせる | 印刷前、版の奥側にインクをたっぷり一直線にのせます。インクが少ないとカスレの原因になります。 |
| 2 | スキージは「45度」を保つ | スキージを**45度(寝かせすぎず、立てすぎず)**に保ち、均等な圧力で手前に引きます。力を入れすぎると滲み、弱いとインクが落ちません。 |
| 3 | 一度で決めきれなくてもOK | 1度引いてインクが落ちていない(カスレている)と感じたら、慌てずに再度インクを奥に戻し、同じ角度・圧力で手前に引きます。 |

失敗談から学ぶ!印刷時の具体的な対処法
| 失敗事例 | 原因 | 対処法 |
| 印刷が滲んだ | スキージの角度が立ちすぎている(インクが流れやすい)か、圧力が強すぎる。 | 角度を45度付近に寝かせ、力を抜き、素早く引くことを意識する。 |
| 印刷がカスれた | インクが少ない、スキージの圧力が弱い、または版の目詰まり。 | インクを追加し、均等な圧力をかける。連続で刷る場合は版の目詰まり(後述)に注意。 |
| 版がずれた | Tシャツや版が台にしっかり固定されていなかった。 | スプレーのりでTシャツを、マスキングテープで版を、再固定してから刷り直す。 |

連続印刷・後処理の注意点:版を再生不能にしないために
水性インクは乾くと版にこびりつき、再生不能になります。
- 連続印刷中(5枚以上): 版が乾きそうになったら、濡れ雑巾や霧吹きで版を湿らせ、目詰まりを防ぎましょう。
- 作業終了後: 使用した版やスキージは、すぐに中性洗剤を使って水洗いをすれば、綺麗にインクが落ち、再利用が可能です。


4. 【初心者向け】シルクスクリーンTシャツ自作 Q&A
初心者の皆様が抱える「知らないことすら知らない」不安を、Q&A形式で徹底的に解消します。
Q1. 露光機がなくても自分で製版できますか?
A. はい、可能です。 簡易キット(サン描画セットなど)や、太陽光・LEDライトを使った自作方法があります。ただし、作業工程が多く、デザインの再現度が業者製版に比べて下がる傾向があります。「とにかく1枚きれいに作りたい」なら業者依頼、「製版の工程も全て体験したい」なら自作キットがおすすめです。(補足: 記事下部に個人用サン描画セットのリンクがあります)
Q2. シルクスクリーンとアイロンプリントの違いは?
A. 耐久性と仕上がりのプロ向け度が違います。 アイロンプリントは手軽ですが、耐久性が低く、洗濯を繰り返すとひび割れや剥がれが起きやすいです。シルクスクリーンはインクそのものを繊維に定着させるため、市販品と同じ高い耐久性を実現できます。
Q3. インクは洗濯しても落ちませんか?
A. 水性インクでもしっかり乾燥させれば落ちません。 シルクスクリーン用の水性インクは、乾燥後にアイロンなどで熱処理(ヒートセット)することで、完全に定着します。熱処理を怠ると落ちてしまうため、インクのパッケージに記載された乾燥時間・熱処理方法を厳守しましょう。
Q4. Tシャツ以外にどんなものに印刷できますか?
A. 布・紙・木材・レザーなど、平らでインクが定着するものなら幅広く対応可能です。 筆者もトートバッグや犬用のウェア(キャニーニのテーマ)などに印刷しています。版とインクを変えるだけで、オリジナルのエコバッグやポスター制作も可能です。
簡単にできましたが
著者は以前、少しシルクスクリーン印刷の経験があったので、スムーズにできたのかもしれません!

まとめ:今日から始めるロゴTシャツ自作への第一歩
本記事では、初心者がシルクスクリーンでロゴTシャツを自作する方法を解説しました。
| この記事の最重要ポイント | 施策(記事で解決したこと) |
| 版は業者依頼で失敗回避 | 渋谷ウエマツの料金・アクセスを具体的な見出しで解説し、検索意図「製版 安い」を網羅。 |
| デザインは濃い黒1色 | 失敗の原因となるデザイン原稿の作り方を具体的に解説。 |
| 刷り方のコツ(角度・圧力) | クリックゼロだった「刷り方 コツ」クエリに対し、具体的な3つのコツを提示。 |
| 初心者の不安を先回り解消 | 「露光機」「アイロンプリントとの比較」「初期費用」のQ&Aセクションを設置。 |

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