
食事のときも、ティータイムも、お仕事や読書の合間にちょっと一息つきたいときも…
マグカップって、実は毎日の暮らしのいろんなシーンで活躍してくれているアイテムなんです。
だからこそ、「お気に入りのマグで飲みたい!」って思いませんか?
市販のデザインも素敵だけど、自分だけのマグがあったら、もっと愛着がわきそうですよね。
そんなわけで、今回は100円ショップで買える無地のマグカップを使って、オリジナルマグカップ作りにチャレンジしてみることにしました!
材料費もお手頃で、気軽にトライできるのがうれしいポイント。
絵を描いたり、転写シールを貼ったり、アイデア次第で世界にひとつのマグが作れちゃいます。
自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれるかもしれません。
実際の作り方やコツもご紹介する予定ですので、お楽しみに♪

・マグカップに文字やイラストを入れたい
・気軽にオリジナルマグカップを作りたい
カッティングシートで簡単♪オリジナルマグカップの作り方
デザイン変更もできる
オリジナルのマグカップを作る方法はいろいろありますが、
今回はその中でも手軽にできる「カッティングシート」を使った方法をご紹介します♪
「ステッカーって、すぐ剥がれちゃうんじゃない?」
「水で洗ったらダメになりそう…」
そんな心配、ありますよね。
でも実は、耐久性のあるカッティングシートを使えば、
ある程度の使用や洗浄にも耐えてくれるんです!もちろん、使い方や洗う頻度にもよりますが、しばらくはしっかり使えますよ◎
ただし、長く同じデザインを使いたい方にはちょっと不向きかもしれません。
でも!
・気軽にオリジナルを作ってみたい
・イベントやパーティーで名入れマグを用意したい
・ちょっとした演出やサプライズに使いたい
そんな方にはぴったりの方法です♪
写真付きでご紹介します!
カッティングマシンでつくる!世界にひとつのオリジナルマグカップ
「オリジナルのマグカップを作ってみたい!」と思っているあなたへ。
今回は、カッティングマシンを使って簡単にできるマグカップ作りをご紹介します♪
作り方はとってもシンプル。大きく分けてこの3ステップです。
1.デザイン制作
2. カッティングマシンでカットする
3.マグカップに貼り付ける
1.マグカップに入れるデザインを制作
まずは、マグカップに入れるデザインを考えるところからスタート!
ここが一番のこだわりポイントかもしれません。

文字はcaniniとdog life(=犬と暮らす)を入れます
かわいい犬のアイコンも入れてみました。


カッティングマシン(プロッタ)はパスに沿ってカットを行なうのでアウトライン化は必須です。
不要なパスが残っていると、それもカットされちゃいますので、綺麗なカットラインになっているようにデータを作りましょう。最後にアウトライン表示してパスを確認します。
illustrator(Mac)は「command+Y」でアウトラインの表示にできます

illustrator(Mac)の場合「パスファインダー」の「合体」でオブジェクトを合体できます。


【デザイン作成のポイント】
- カッティングマシン(今回は「シルエットカメオ」)でカットするには、アウトライン化が必要です。
- Illustratorでのアウトライン表示は
command + Y
で切り替え可能! - パスが重なっている場合は、パスファインダーの「合体」で整えておきましょう。
作ったデザインをパソコンの画面上で合成してみると、仕上がりイメージや雰囲気を事前に把握できて失敗も防ぎやすくなります。
仕事で受注した時などは、この工程を入れると安心です。モックアップ※と言うらしいです
※モックアップとは、工業製品の設計・デザイン段階で試作される、外見を実物そっくりに似せて作られた実物大の模型。ソフトウェアやWebサイト、印刷物などデザイン確認用の試作品も含まれることが多い。

2. カッティングマシンでカット
いよいよデザインをカットしていきます!
DXF形式のファイルを「シルエットスタジオ」で開き、大きさやカット設定を調整。
あとはカッティングシートをマシンにセットして、「送信」ボタンを押すだけで、自動的にカットが始まります!














【ここが少し大変】
カットが終わったら、余計な部分を“カス取り”します。
これが細かいデザインだとちょっと根気が要る作業ですが、丁寧にやるほど仕上がりがきれいに♪
3.カットしたカットをマグカップに貼り付ける
いよいよ、デザインをマグカップに貼り付けていきます!
今回使ったのは、ダイソーで買った白無地の100円マグカップ。
貼る前には、アルコールで表面を拭いておくときれいに仕上がります。
シワや気泡が入らないように注意しながら、スキージで丁寧に貼っていきましょう。






オリジナルデザインのマグカップが完成しました
カッティングシートを貼るだけの簡単ハンドメイド・マグカップです。
「でも、水洗いしたらすぐ剥がれちゃうんじゃ…?」と思うかもしれませんが、
高品質なカッティングシートを使えば、意外としっかり持ちます!
わたしは毎日使って洗っても、1か月以上キレイなままでした◎


カッティングマシン:シルエットカメオ
カッティングシート:屋外・耐水性あるものがオススメ
マグカップ:100円ショップで無地のもの
まとめ
オリジナルマグカップ、意外と簡単に作れちゃいます!
イベントやプレゼント、ちょっとした記念品にもぴったり。
気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか?
個人的に気になった購入できるマグカップ:マグテイル
動物好きならきっと気に入るKINTOのマグテイル。
カップ本体に動物のシルエットが型押しされ、その動物のしっぽ部分がカップからはみ出てくっ付いているデザイン。モチーフとなる動物の大きさに合わせてカップの大きさが違うのも面白いです