
チワワと聞くと、小さくてかわいい犬を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
でも、実際に飼うとなると「吠えるって本当?」「性格は?」「飼いやすい?」など、たくさんの疑問や不安も出てくるはず。
この記事では、これからチワワを飼いたいと考えている初心者の方に向けて、実際に3匹のチワワと暮らしている筆者の体験談を交えながら、チワワの魅力や飼育のポイントをやさしく丁寧に解説していきます!

・チワワの毛の長さ違いを知りたい
・チワワの毛色で人気や性格に違いはあるか?
1. チワワってどんな犬?世界一小さい犬種の魅力
チワワは世界一小さい犬種として知られ、その小さな体と愛くるしい表情で世界中の人々に愛されています。アメリカで最初に登録されたのはおよそ100年前。そして日本で注目され始めたのは1970年代から。そこから今日まで、ずっと人気犬種の上位をキープし続けています。
その小さな体から「ポケットドッグ」とも呼ばれ、室内でも飼いやすいことから、一人暮らしからファミリー世帯まで、幅広いライフスタイルにマッチ。チワワの人気は一時的なブームではなく、長年にわたり安定した支持を得ている「本物の実力派」と言えるでしょう。
2. ロングコートとスムースコートの違いは?
チワワには主に2つの被毛タイプがあります:
🐶 ロングコートチワワ
- 長くて柔らかい被毛が特徴
- 特に耳や尾にはふわふわした飾り毛
- 優雅でゴージャスな見た目
- 被毛の手入れが少し手間はかかるが、アレンジも楽しめる
- 夏にはサマーカットでスッキリさせることも可能
私の家にいる「フォン」もロングコートタイプ。優雅…とは言い難いですが(笑)、そのフワフワ感は癒しそのものです。
🐾 スムースコートチワワ
- 短くてツヤのある被毛
- スタイリッシュでシンプルな印象
- 元々のチワワはこちらのタイプ
- 抜け毛が多く、寒さに弱い傾向
スムースコートは「これぞチワワ!」というオーソドックスな印象があり、海外でも人気が高いです。
- 被毛の長さ: 体全体に長い被毛があり、特に耳や尾の部分で長い飾り毛が見られます。
- 見た目: 豪華でフワフワとした印象を与えます。

- 被毛の長さ: 短く密集した被毛が全体に広がり、滑らかな手触りが特徴です。
- 見た目: シンプルで洗練された印象を与えます。
🐶 ロングコートチワワ vs スムースコートチワワ|特徴比較表
特徴項目 | ロングコートチワワ | スムースコートチワワ |
---|---|---|
被毛の長さ | 長く、ふわふわした被毛 | 短くて滑らか、光沢のある被毛 |
見た目 | ゴージャスで優雅 | シンプルでスタイリッシュ |
お手入れ | ブラッシングが必要(週2~3回以上) | 抜け毛が多く、換毛期には念入りなケアが必要 |
寒さへの耐性 | 比較的強い | 寒さに弱く、冬場は服や暖房が必要 |
誕生の背景 | スムースとの交配で誕生(アメリカ発) | チワワの原種。元々はこちらのみ |
カットの自由度 | サマーカットなどでスタイルの変化を楽しめる | カットは基本不要 |
海外での人気 | 比較的少数派 | 世界的に人気が高い |

JKCの基準によれば、チワワもロングコートとスムースコートに分類され、それぞれが特有の外見を持っているとしています。
ダブルコートとは二層構造の毛で、フワフワの上毛(オーバーコート)と、下毛(アンダーコート)がある犬種。特に換毛期(春・秋)になると、毛が大量に抜けますので毎日ブラッシングしてあげましょう。とくに換毛期は念入りなブラッシングを。ブラッシングすることで、余分な毛などが取り落とされて、犬独特の臭いも防げますよ。
3. 毛色や性格に違いはあるの?
チワワには毛色も多種多様。ブラック、ホワイト、クリーム、チョコレート、ブルー、フォーンなど、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
毛色によって性格に大きな違いがあるとは科学的には言えませんが、飼い主や育て方、環境によって性格が大きく変わるのは確かです。4. チワワって本当に吠えるの?しつけで変わる?
「チワワは気が強くてよく吠える」というイメージ、ありますよね?
でも、実際に4匹のチワワと暮らしてきた私の経験では、ちゃんとしつければ問題ありません。
確かに怖がりで警戒心が強い子もいますが、それは「家族を守ろうとする本能」でもあります。根気強く愛情を持って教えてあげれば、無駄吠えは確実に減らせます。
チワワは小さな体ながらも**とても頭がよく、指示を理解する能力があります。**だからこそ、「かわいいから甘やかしちゃう…」ではなく、しっかりとルールを教えることが大切です。
🎨 チワワの毛色別人気傾向(体験&一般的傾向ベース)
毛色 | 人気度(★5段階) | 印象・特徴 | コメント |
---|---|---|---|
フォーン | ★★★★★ | 優しい印象、チワワらしさを感じる色 | 国内外問わず安定した人気。 |
クリーム | ★★★★☆ | 柔らかく上品な雰囲気 | 明るく可愛らしいイメージ。 |
ブラックタン | ★★★★☆ | クール&個性的 | 顔立ちがはっきり見えやすく、写真映えも◎。 |
チョコレート | ★★★☆☆ | 珍しい色合いで個性派 | 希少性が魅力。やや落ち着いた雰囲気。 |
ホワイト | ★★★☆☆ | 清潔感がありピュアな印象 | 毛の汚れが目立ちやすいが、上品で映える。 |
ブルー | ★★☆☆☆ | とても珍しいレアカラー | 人気はあるが数が少ない&高額傾向。 |
※人気度は筆者の体験+一般的な飼い主の声に基づく参考値です。
4. チワワって本当に吠えるの?しつけで変わる?
「チワワは気が強くてよく吠える」というイメージ、ありますよね?
でも、実際に4匹のチワワと暮らしてきた私の経験では、ちゃんとしつければ問題ありません。
確かに怖がりで警戒心が強い子もいますが、それは「家族を守ろうとする本能」でもあります。根気強く愛情を持って教えてあげれば、無駄吠えは確実に減らせます。
チワワは小さな体ながらも**とても頭がよく、指示を理解する能力があります。**だからこそ、「かわいいから甘やかしちゃう…」ではなく、しっかりとルールを教えることが大切です。
5. 飼いやすさは?どんな人に向いている?
チワワはとても飼いやすい犬種としても知られています。
- 小さいので室内でも運動量が十分確保できる
- 飼育スペースが少なくて済む
- 餌代や医療費も比較的少なめ
- 寿命も長く、平均で12~15年は元気に生きると言われています
一人暮らしや高齢者、夫婦二人暮らし、ファミリーでも、幅広い世帯で迎えやすい犬種といえるでしょう。
ただし、あまりにも小さいお子さんとの生活では、思わぬ事故もあるかもしれません。そこは注意しつつ、愛情をもって接すれば、チワワは本当に素敵な家族になりますよ。
🏡 チワワが向いているライフスタイル一覧
ライフスタイル | 向いている度(★5段階) | 理由・ポイント |
---|---|---|
一人暮らし | ★★★★★ | 小さく省スペース、寂しさを癒やす存在になる |
高齢者 | ★★★★★ | 運動量が少なめで世話しやすい。愛情深く寄り添う |
夫婦ふたり暮らし | ★★★★★ | 家族の一員として可愛がれる。静かな環境にも合う |
小さな子どもがいる家庭 | ★★★☆☆ | 丁寧な接し方が必要。子どもが犬の扱いを学ぶ機会にも |
忙しい会社員 | ★★★☆☆ | 留守番はできるが、しっかりスキンシップは必要 |
大型犬との多頭飼い | ★★☆☆☆ | 大きさの差に注意。慎重な相性確認が必要 |
6. 私とチワワたちのリアルな暮らし(体験談)
現在、私は3匹のチワワと一緒に暮らしています。性格はそれぞれ違いますが、共通しているのは「家族思い」で仲間意識が強いこと」。
誰かが帰宅するとワンワン!と迎えてくれたり、少しでも私が元気ないとそっと寄り添ってきたり…。
日々のブラッシングは欠かせませんが、**その時間さえも「絆を深めるひととき」**になっています。
換毛期にはびっくりするほど毛が抜けることもありますが、毎日のお手入れでニオイや皮膚トラブルの予防にもつながります。
7. まとめ:チワワが長く人気であり続ける理由
チワワは見た目の可愛さだけでなく、しっかり者の性格や飼いやすさ、コンパクトなサイズ感といった魅力が詰まった犬種です。
「よく吠える」というイメージも、実際には飼い主との信頼関係やしつけ次第でまったく変わります。
そして何より、小さな体で全力で家族を愛してくれる姿が、世界中の人々の心をつかんで離さない理由なのだと思います。