
「部屋の雰囲気を変えたい」「でも壁に穴を開けたくない」「賃貸だから…」
そんなあなたにぴったりなのが、剥がせるウォールステッカー。
この記事では、初心者でも簡単にできるカッティングマシンを使ったウォールステッカーの作り方を徹底解説します。しかも、再剥離素材を使えば、貼っても剥がせるから賃貸でも安心!

・ウォールステッカーを作りたい
・賃貸住宅でもウォールステッカーを使いたい
そもそもウォールステッカーって何?
ウォールステッカーとは、壁に貼って使える装飾用のシールのこと。
家具を動かさず、気軽に模様替えできるインテリアアイテムとして人気です。
特に剥がせるタイプは、原状回復が必要な賃貸物件でも安心して使えるのが大きなメリット。
CAMEO(初心者にも◎) | ||
カッティングシート(再剥離) | ステッカー素材 | ORACAL641等(マットタイプ推奨) |
アプリケーションシート | 転写用透明シート | 中川ケミカル等 |
スキージ | 空気抜き&密着用 | プラスチック or フェルト付きタイプ |
フック(ピンセット) | カス取りに便利 | 精密ピンセットでも可 |
デザインソフト | データ作成 | Illustrator、無料ならInkscapeも可 |
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▶︎カッティングマシン
デザインをカットするのに使えるカッティングマシンは、自分がデザインしたとおりに、自動で紙やカッティングシートをカットしてくれるマシン。カッターを使ってカットするよりも正確に、同じものをたくさん作るときでも簡単・スピーディーにカットすることができます。

ホームデコをはじめとする DIY や、アイロンプリントシートでのオリジナルファッションアイテムの作成、ペーパーアイテムや、カーステッカー等、様々な用途でお使えます。
▶︎カッター(手で切る場合)

カッティングマシンを使わず手で切る場合にはカッターとハサミを使います
▶︎カッティングシート

▶︎転写シート
転写シートはアプリケーションシートやリタックシートなどとも呼ばれ、
カッティングステッカー・カッティングシートを希望の場所に貼るために固定しておく為のシート。ステッカー制作には必需品です

▶︎アドビ イラストレーター
デザインにはAdobeのイラストレーターがオススメ
カッティングマシンについてくるソフトでもデザインができるものもあります

作り方ステップ|初心者でもできる!5ステップ解説
🧷STEP 1:デザインを決める
まずは「どんなデザインにするか」を考えましょう。
- 子ども部屋 → 動物、アルファベット
- リビング → 観葉植物風、メッセージ文字
- トイレ → シンプルなパターン柄
💡初心者は【単色・単純形状】のデザインから始めるのがおすすめ!
素材サイトやフリーフォント、好きなキャラをモチーフにしてもOK。
※個人利用なら著作権も大きな問題にはなりません(商用利用はNG)
STEP 2:デザインデータを作成(Illustrator or Inkscape)
デザインが決まったら、パス(カット線)をつけてデータ化します。
アウトライン化して、不要なオブジェクトは削除しましょう。
- Illustratorなら → DXF形式で書き出し
- Inkscapeなら → SVG→DXFへ変換
※DXF形式はCAMEOなどで読み込み可能な形式

カッティングマシンの種類によっては、手書きのデータをそのまま読み込む事もできる機種もあります。
手書きのデザインを使いたいなら、使うカッティングマシンの機種が、手書きのデザインを使った製作に向いているか、事前に確認しておきましょう
お父さんとお母さんの部屋用の今回のウォールステッカーも作りました

・デザインデータ(イラストレーター<mac>で製作)をカッティングマシンでカットするためには、カットする線が綺麗なパスになっている必要があります。
・データはアウトライン化して余分なオブジェクトがない状態にしておきましょう。
・今回使用しているカッティングマシン カメオではデザインデータを
DXF形式ファイルで書き出しておきます(mac使用)

右は使えないデータ、パスが重なったりしている状態だと、カッティングマシンで綺麗にカットできません
STEP 3:カッティングマシンでカット
シートを必要な大きさにカットして、マシンの台紙に貼り付けます。
台紙には気泡・シワが入らないように丁寧に!
設定例(Silhouette CAMEO)
- 刃の設定:1
- 速度:3
- カット圧:6
- パス:1回



使用したステッカーシートは、マットタイプ/厚み80μ。





STEP 4:不要部分を取り除く(カス取り)
カットが完了したら、不要な部分だけを剥がしてデザインを浮き立たせます。
この工程が地味ですが一番大事!
フックやピンセットを使って、丁寧に余計なパーツを取り除きましょう。



STEP 5:アプリケーションシートで転写
仕上げに、透明なアプリケーションシートを貼って、ステッカーの位置を固定。
空気が入らないようにスキージでしっかりこすります。
シートごと壁に貼ってから、上の透明シートだけ剥がせば…
🎉完成!オリジナルのウォールステッカーが壁にぴったり貼れました!




これでウォールステッカーの完成です
実例紹介:犬がこちらを覗くウォールステッカー🐶
今回は、子供部屋用の「Child’s room」+犬のイラストのステッカーを作成しました。
イラストはIllustratorで作成、文字と合わせてバランスよく配置。
仕上がりはこちら👇


よくある質問|Q&Aで解決!
❓質問 | ✅回答 |
---|---|
Q. 剥がしても壁紙に跡は残らない? | A. 再剥離タイプのシートを使えば大丈夫。特に「ORACAL」「中川ケミカル」は信頼度高いです。 |
Q. デザインソフトが使えない場合は? | A. フリー素材を使い、文字だけのシンプルデザインでもOK。Inkscapeなら無料で使えます。 |
Q. スマホでデザインできますか? | A. 一部アプリでも可能ですが、パス処理はPCがやはり便利です。 |
Q. カッティングマシンの選び方は? | A. 「対応OS」「カット精度」「価格」で比較しましょう。初心者ならCAMEOシリーズが鉄板です。 |
まとめ|DIYで気軽に模様替え。賃貸でも自由に!
ウォールステッカーは、再剥離素材+カッティングマシンの組み合わせで、誰でも手軽にオリジナルデザインを楽しめます。
子ども部屋、玄関、冷蔵庫など応用範囲広し!
賃貸でも安心
家族みんなでデザインしても楽しい
おすすめの道具リンクまとめ
商品名 | 特徴 | リンク |
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応用アイデア💡
- 季節イベント用:ハロウィン/クリスマスステッカー
- キッチンやトイレのちょい足しアート
- ドアや窓の目隠しにも!