
初めて犬に会うとき、「触りたい!撫でたい!」という気持ちが湧いてくるのは自然なこと。
ですが、その気持ちをちょっとだけ我慢することが、犬との信頼関係を築く第一歩です。
この記事では、犬に慣れていない方や、初めて犬と接する方が知っておくべき基本のマナーと、犬の気持ちを尊重した接し方について丁寧に解説します。
🐾 初対面の犬に近づくときの心構え
犬は仲間意識や縄張り意識を持っており、知らない相手には本能的に警戒します。
だからこそ、「脅かさない」「敵意がないと伝える」姿勢がとても大切です。
まず覚えておきたいのは…
✅ 最初の一歩で気をつけること
- 急に近づかない
- いきなり触らない
- 正面から見つめない
- 大きな音や早い動作をしない
犬にとって人間の「正面からの視線」や「素早い動き」は、敵意のサインに見えることがあります。
最初はゆっくりと動き、斜めから近づくのが基本です。

🪑 正しい座り方と距離感の取り方
犬に警戒されないようにするには、**「座る位置と角度」**が大きなポイントです。
✅ 近づき方の手順
- 静かに手の甲を差し出して、犬からの反応を待つ
- 犬の斜め前から、ゆっくりと歩く
- 犬に手が届くか届かないかの距離でしゃがむ
- 正面を向かず、少し横を向いて座る
🚫 NG行動リスト(これだけは避けて!)
初心者がやりがちな「犬を警戒させてしまう行動」は以下の通り。
- 急に手を出す・撫でる
- 真正面に立ったり座ったりする
- じっと目を見る
- 声をかけながら近づく
- 頭の上から手を出す
犬は「自分から近づく自由」が奪われると、不安を感じやすくなります。
自分から触らない・犬の動きに合わせるという姿勢がとても重要です。
犬からのサインを読み取ろう
犬は自分の感情を、言葉ではなく体の動きや表情で伝えています。
警戒や不安を感じているときは、こんなサインが見られます。
✅ 警戒・不安のサイン
- 耳が後ろに倒れている
- 体を縮こませている
- シッポが下がっている
- 唸る、小さく吠える
- 舌を何度も出し入れしている
これらのサインが見えたら、すぐに距離をとることが大切です。
反対に、犬がリラックスしている場合は、こちらに近づいてきたり、手を嗅いだりします。

犬に触れるときのルール
犬の様子を見て、リラックスしていると判断できた場合にのみ、飼い主さんの許可を得てから触れるようにしましょう。
✅ 触れ始めるポイント
- 顔や頭ではなく、首の横や胸元からがベター
- ゆっくり、優しく
- 触れたあとは犬の様子をしっかり観察
撫でている最中に、犬がそっぽを向いたり、体を引こうとするようであれば、無理に触れず距離をとってください。
飼い主さんへの挨拶と許可は必ず
どんなに犬が可愛くても、勝手に触ってはいけません。
まずは飼い主さんに一言「触っても大丈夫ですか?」と聞くのがマナーです。
また、「どこを撫でると喜びますか?」「ちょっと怖がりですか?」など、犬の性格や好みも確認できると良いですね。

まとめ:犬のペースを尊重して、ゆっくり関係を築こう
初対面の犬と仲良くなるために大切なのは、犬の気持ちを尊重し、ゆっくりとしたペースで接することです。
- 最初のアプローチは斜めから、ゆっくりと
- 犬のサインを観察する
- 自分から触らず、犬のアクションを待つ
- 飼い主さんの許可を必ずとる
- 無理せず、距離をとる勇気も大切
焦らなくて大丈夫。
犬も人と同じように、「安心できる存在」に心を開きます。
「触りたい!」という気持ちを少しだけこらえて、まずは信頼してもらえる人になることが、犬と仲良くなる一番の近道です。





