小さい子供や赤ちゃんと犬の同居、メリットやイギリスのことわざから見る教育
イギリスの古いことわざとしてよく聞く、
「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」
実際はイギリスのことわざではないようですが
犬と子供の関係を、以下のように綴っています
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
これはもちろん、メリット(理想)を書いているので、このとおりとはいきませんが
とても良い言葉だと思います
今回は実際に小さな子供と犬と暮らしている著者の経験も交えて、説明してみます
ペットが子供に与えるメリット
1. 感情豊かに育つ手助けになる
2. 優しさを育める
3. 命の尊さを学べる
これらにはいくつか理由があります。
犬の特性として以下のようなものがあり、
感情がありコミュニケーションできる事が大きいでしょう
・人類と1万年以上まえから共生している
・異種を受け入れやすい
・社交性が高く、ストレスを感じにくい
・目で相手とコミュニケーションができる
・学習能力・従順性が高い
動物ですが、非常に賢く、思いやる気持ちと感情表現ができて、遥か昔から人間と暮らしています。意思疎通もできるので家族の一員になり、生活を豊かに色々な経験と成長をさせてくれます。
ペットが子供に与えるデメリット
1. 犬へのストレス
2. 犬アレルギー
一番心配なのは、しばらくはお互いに信頼関係はないので、子供が犬を乱暴に扱うことや犬が子供にかみつくことです。また犬アレルギーも後から発症する場合があるので油断はできませんね
我が家は子供が苦手な凶暴なチワワと犬アレルギーが一人いますが、なんとかうまくやっています
・犬と子供が遊んでいるときは目を離さない
・犬との付き合い方を教える
・犬は入れない場所をつくる
等で、今の所、問題は起きていません。
子供と相性が良いといわれる犬種
犬種はもちろん個々の気質・性格に左右される事が前提で、
飼い主さんのライフスタイルでも変化しますので
この犬種が子供に向いてます!と断言はできませんが
一般的には犬種で、特定の性格や行動の特徴がありますので
その中から迎え入れる事は良い方法のひとつでしょう
落ち着いている/しつけしやすい
の2点は特に気にしておきたい部分です
ゴールデン レトリバー
明るくて、賢くて優しい、忍耐強く、子供と遊ぶのも好きな犬種といわれています
盲導犬やセラピードッグも多くはレトリバーなのがそれを証明しています
ブルドッグ
大らかな性格で、愛情深く、また従順に接してくれるといわれています
ビーグル
人なつっこく愛想がよい性格と、人や犬とも仲よくなれる
コミュニケーション力の豊かさを持っているとされています
プードル
アレルギーを起こしにくい品種です、賢く従順さも高いといわれています
子供と暮らす犬種は
小型、中型、大型、超大型、とありますが
小型犬が世話がしやすいわけでもなく
品種の一般的な気質、大きさ、自身の家族構成やライフスタイルなどを合わせて
総合的に考えることをオススメします。
アレルギーのある子供(大人)がいる場合は、アレルギーを起こしにくい品種もいますので
アレルギーだから絶対飼えない!という訳でもないですよ(実体験です)。
一緒に暮らす注意点:ルールと上下関係
犬は基本的に縦社会の中で生きている動物なので、相手が自分より
上か下かという順位を決めているそうです
子供を下に位置付けている場合もおおいので
飼い主さんが子供と犬、それぞれに上手な付き合い方を学ばせましょう
お子さんの教育にもなるし、犬の賢さにも改めて気づく、きっかけになるかもしれませんよ!
嫌がっている場合は、無理に追いかけない。
優しく撫でる
急に近づくかない
尻尾は引っ張らない。
食事中やトイレ中、就寝中はそっとしておく。
困ったことに、子供特有の
急に近づく、急に触る、目を見つめる、頭上から手を出す、真っ直ぐ駆け寄るなどは、全て犬にとっては苦手な行動なんですよね(笑)
色々考えると
もし子供が産まれてから、犬を飼うなら
3歳〜4歳以降がオススメ
なぜなら、だいたいこの年齢で
子供とも言葉で意思疎通が出来始めるので
犬との接し方のルールなどを理解してもらえるからです
意味もわからない時に、ルールや犬との接し方を説明しても
逆に理解できないままお互いにモヤモヤしてしまう可能性があると思いますよ!
まとめ
著者の家では、チワワ2匹が子供が生まれる前からいました
1歳くらいまでは全く興味がなさそうでしたが2歳くらいから
少し興味を持ち出して
3歳になる今では1匹のチワワ(メス)とは仲良しで一緒に散歩したり
たまにはおいかけっこもしています
ただしもう1匹のチワワ(オス)とはあまり仲良くなってませんが
お互いに自分の距離をとって
一緒に生活しています(笑)