【完全ガイド】手作りポストカードの作り方|カッティングマシンで世界に一つだけの贈り物を
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ポストカードは、ちょっとしたメッセージを伝えるのにぴったりなアイテム。
今回は、カッティングマシンを使って作る、オリジナルのハンドメイドポストカードの作り方をご紹介します。

世界に一つだけのカードは、誕生日や記念日のプレゼントにも最適。
カットデザインや紙の組み合わせ次第で、もらった人が思わず飾りたくなる「特別な1枚」が完成します。

✅この記事でわかること

  • カッティングマシンでポストカードを作る手順
  • 使用するソフトとファイル形式(Illustrator&DXF)
  • 手作りポストカードをおしゃれに見せるコツ
  • 初心者にもおすすめのカッティングマシン紹介

ポストカードを手作りする魅力とは?

ポストカードを自作する最大の魅力は、「個性と温かみ」が伝わること。

既製品にはない特別感があり、名前やイラストを入れることで、相手だけのオリジナルギフトになります。
1枚だけの誕生日カードや、記念日用の限定デザインなど、自由自在に作れるのが手作りの良さです

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【STEP別】手作りポストカードの作り方

STEP.1|デザインデータを作成(Adobe Illustrator)

まずは、ポストカードのデザインを作ります。
使用するソフトはAdobe Illustrator(Mac)

  • 背景用の画用紙データ(カッティング用)
  • 表面に貼る印刷デザイン

この2つを作成し、それぞれ印刷・カット用に準備していきます。

書き出しはDXF形式で

カッティングマシン「Silhouette CAMEO(カメオ)」を使用する場合、DXF形式(AutoCAD Interchange File)で書き出します。
これは、専用ソフト「Silhouette Studio」で読み込める形式です。

ポストカードデザイン
↑ベースのデザイン。黒くLILYと文字が入っている部分が背景の画用紙部分、
ここは、カッティングマシンでカットします
カッティングマシンでカットしてつくるポストカードのデータ
↑背景用・画用紙のデザイン、線に沿ってカッティングマシンでカットします
イラストレーター、カッティングマシン、カットデータ
↑他のデザインも制作
イラレデータをカッティングマシン用のデータに書き出し
背景用のデザインデータ(macで制作)を
[ファイル]〜[書き出し]〜[書き出し形式]〜[dxf形式]で書き出しておきます
AutoCAD Interchange Fili(dxf)形式で書き出す
↑AutoCAD Interchange Fili(dxf)形式で書き出すには、カッティングマシンのソフト(カメオ専用ソフト:シルエットデザイン)で使えるファイル形式が、dxf形式だからです
AutoCAD Interchange Fili(dxf)形式
dxf形式書き出し時の設定
↑dxf形式書き出し時の設定です
Memo

カッティングマシンがない場合は、カッターナイフで手作業カットも可能です。

STEP.2|カッティングマシンにデータを取り込み

  • Silhouette Studioを起動
  • 書き出したDXFファイルを読み込む
  • 用紙サイズに合わせて位置・大きさを調整
  • 刃の深さ・スピードを設定(紙質に応じて変更)
シルエットデザインで開く
先ほど作った2種類のデザイン(LILYちゃんとCENTくん用)を配置して、カットする大きさと位置に合わせて調整
カッティングマシンカメオのデータ
実際の大きさに調整後、刃の設定をして送信
カッティングマシン刃の設定
刃の設定はコチラ(画用紙カットの設定)
表面に貼るデザインをプリンターで印刷

ここで表面に貼るデザインを印刷します

印刷後にカットしやすいようにトリムマーク(トンボ)をつけています
2種類を印刷
手書きでメッセージが書けるように、空白スペースもいれました。
A4サイズ・少し厚めの紙に印刷

STEP.3|印刷&カット

印刷部分の準備

上に貼る表面のデザインをA4サイズに印刷します。
少し厚めの紙を使うと高級感がアップ。空白スペースを作っておけば、手書きメッセージも添えられます

カット作業

カットした紙を丁寧に貼り合わせ、重ねる場合は色違いの紙を使うと立体感が出ておしゃれ!

印刷した紙と、背景用の画用紙をそれぞれカット

デザインナイフなどで切り口を丁寧に処理

カッティングマシンカメオに画用紙をセット
↑カッティングマシン専用のソフトで置いた位置に合わせて、画用紙を台紙にセット
↑カットが終わったら余計な部分を取り除きます
↑カッティングマシンの台紙は、画用紙を粘着剤でくっついているので、丁寧にはがします
↑紙が薄く感じたので、2枚重ねる事にしました
↑重ねる画用紙は、色を変えました
↑カットされた画用紙2枚を、糊で貼り合わせます
↑ずれないよう、丁寧に作業します
↑乾くまでは、厚い本などに挟んで、固定しておくと良いですよ
↑粗くカットされた部分があったので、デザインナイフで断面を綺麗に処理
↑表面に貼る用の、印刷した紙もカット、
単純な直線カットは、手作業の方が早くて楽です

STEP.4|仕上げとアレンジ

  • 貼り合わせた紙をしっかり乾かす(本などで挟むと良い)
  • 裏面にメッセージを書いて完成!

文字部分を切り抜くことで、立体的で飾れるデザインに仕上がります。
贈る相手に合わせて名前やイラストを変更することで、「オンリーワン感」を演出できます。

↑切り抜いた背景用・画用紙の上に、印刷した表面ようの紙も貼り付けます。
普通のスティック糊を使いましたが、ペーパークラフト用の糊を使うのがオススメ
↑完成!
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デザインの例:チワワの誕生日カード

  • CENTくん用(写真左)
  • LILYちゃん用(写真右)

どちらも名前入りで、記念に残る1枚になりました!

名前部分を切り抜きにしたことで、世界にひとつのポストカードに(笑)
コメントが後から手書きできるよう、空白スペースも作りました
2枚重ねた画用紙は、表面(ピンク)と裏面(レッド)で違う色にしています

おすすめのカッティングマシン3選(アフィリエイト向けセクション)

ハンドメイド初心者でも扱いやすい、おすすめのカッティングマシンはこちら。

1. Silhouette CAMEO 4

  • 高性能&デザイン自由度が高い
  • DXF形式が使えるので、Illustratorユーザーに最適
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2. Cricut Joy

  • 小型で初心者向け
  • アプリで操作可能で手軽
    ▶︎ 楽天で見る

3. brother ScanNCut

チワワのセントくんが11歳のお誕生日の時にあげたカード。
一部手書きにすることで、あたたかみもでました
チワワのリリーちゃんが11歳のお誕生日の時にあげたカード。
全てを印刷にすると、少しクールな印象になりますね
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まとめ|手作りポストカードは誰でもできる!

ポストカードを手作りすることで、相手への気持ちがもっと伝わる、特別な贈り物になります。
カッティングマシンを活用すれば、プロのような仕上がりも夢ではありません。

  • 世界に一つのデザイン
  • 立体的な仕上がり
  • 手書きのメッセージ

この3つで、記憶に残るカードを作ってみてくださいね。

最後に

「誰かのために手作りする時間」は、作っている自分にとっても豊かな時間です。
ぜひ、あなたもハンドメイドポストカードにチャレンジしてみてください!

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