
犬が服を着てお散歩しているのをみて、どう思いますか?
かわいいと思う人もいれば、必要ないんじゃないの、と思う人もいるかもしれません
いろいろな見方がある犬服ですが、わたしの飼っているチワワで言うと、服は役に立っていると言えるでしょう。
というのも、チワワは寒さに弱いので、冬は防寒対策・夏は紫外線対策にと、
普段のお散歩でも、虫や植物のアレルギー対策や小枝・針金などで肌に傷がついてしまうのを防いでくれたりもします。
特に小型犬は少しの障害で怪我をしたりしますので、服を着る事で防げる怪我や病気があると思います。そんなオシャレだけではない側面もある犬の服。

・犬のTシャツをオリジナルで作ってみたい
・愛犬用のTシャツを自分でつくりたい
・オリジナルグッズを作りたい
今回は犬服の中でも簡単な、オリジナルTシャツのつくりかたをご紹介します
犬のオリジナルTシャツは、カッティングマシンで簡単に作れる
今回犬のTシャツを作るにあたって、
チワワ→小さい→かわいい的な流れのイメージとは違う感じで
少しクールなトーンのイメージで作りたいと思います

犬のTシャツの作り方工程はこちら
- どういうデザインにするか考えましょう
- デザインをカッティングマシンで使えるデータにする
- デザインどおりにカッティングマシンでカット
- カットされたアイロンプリントシートを熱転写
- ネームタグを縫い付けたら完成
↑気になる項目を押すと移動できます。
どういうデザインにするか考えましょう
文字のデザインにはFuturaという有名なフォントをベースに、
『犬と私<INU TO ME>』という言葉をキーワードに展開してみました。
チワワのアイコンデザインも作って、柔らかい印象もプラス。




デザインを一旦印刷して、Tシャツに置いてみると仕上がりイメージがしやすいです
デザインをカッティングマシンで使えるデータにする
完成したデザインはカッティングマシンのソフトで最終的に反転※してから、
カッティングマシンに送ります。
今回、刃の設定はブレード1:速さ3:厚み6にしました。
使用した素材(アイロンプリントシート[熱転写ラバーシート ])の厚さは80μ(約0.08mm)
※アイロンをかけてプリントしたときに、デザインが正しい向きになるように、
アイロンプリントシートをはデザインを反転して出力する必要があります。
カッティングマシンではカットする素材や厚みに合わせてカットの設定を変えます

Silhouette Studio®はデザインもできますので、イラストレーターなどのソフトがなくてもカット用データが作れます。
この記事は、デザインをイラストレーター(mac)で作ってからカッティングマシンのソフトで読み込むやり方を説明しています。
カッティングマシンのソフト(ここではSilhouette Studio®)でもデザインができますので、イラストレーターは必須ではありません
デザインどおりにカッティングマシンでカット
実際に使うデザインと大きさが決まったら、カット用データをカッティングマシン読み込み、
カッティングマシンでアイロンプリントシートをカットします




カットされたアイロンプリントシートを熱転写
カットされたアイロンプリントシートを、アイロンで熱転写すれば犬用のオリジナルTシャツが完成です




最後にシリコンペーパーをのせて2秒仕上げプレスすることでアイロンプリントシートの定着が良くなります


熱転写はアイロンでもできます。ちゃんとくっついてるか心配な時は、端をすこしめくって確認しましょう
ネームタグを縫い付けたら完成
入れなくても良いと思いますが
ネームタグを縫い付けるとぐっとブランド感がでるので、個人的に好きなパーツです。
ブランドネームと呼ばれるだけあって、
付けるとオリジナルブランドっぽさが増して、愛着も湧くんですよね〜!


ワンコ用オリジナルTシャツが完成
無地のTシャツが立派(?)なオリジナルTシャツになりしました〜







一枚ずつデザインを変えてプリントできるのが、カッティングマシンを使ったTシャツづくりのメリットです