日本では長い間、安定して高い人気を誇るチワワ。
世界最小の犬としても知られ大きな瞳に小さくてもガッチリとした体型は特徴的です。
明るく陽気な性格ですが、警戒心が強く、攻撃的な面もあり無駄吠えが多いと良く言われますが
正直どうなんでしょうか?
実際に今まで4匹のチワワと一緒に生活してきた著者なりの見解を記事にしていきます!
チワワは個体によって性格が結構違います
著者は今までオス(フォーン)・オス(ブラックタン)・オス(チョコレート)・メス(チョコタン)の4匹と暮らしましたが<同時飼育含>、攻撃的なコは1匹だけで、他は穏やかで散歩時に吠えたり、誰かに噛みついたりすることはありませんでした。
攻撃的な子オス(ブラックタン)は
知らない人・犬には吠え続け、時には噛み付いたりする事もありました。
その子は3歳時に譲渡で我が家に来ましたが、それまでの生活に少し問題があったみたいなので
チワワ本来の性格とは少し違うかもしれませんが。。。
生まれた環境と接する人によって性格が変わるのはチワワも同じなのだと思います
それを考えると飼い主さんやしつけはワンちゃんにとってすごく大切なんですね
オスとメスの違いは?
オスとメスの違いに対する意見はさまざまで、
性別で違いはありませんと言い切ったり
オスがやんちゃ、メスは穏やかで歳とともに独立心が芽生えるなど
意見もいろいろあるんですよね
もちろん、チワワ全体の傾向はある程度あるのでしょうが
著者の実感ではメスのほうがややおとなしいコは確かに多いかな?という印象はあります
著者と暮らした4匹の違いだと
・メス(チョコタン)
大人しく穏やかだけど、飼い主にやや執着する傾向がある
・オス(チョコレート)
元気だけど、人懐っこくて、人には吠えないが犬にはすごく吠える
・オス(フォーン)
人にも犬にも吠えないが家族以外には懐かない
・オス(ブラックタン)
人にも犬にも吠える<特に子供と老人には攻撃的で近づけるだけでかみつこうとする
※この子は3歳時に引き受けた、うまれた環境のせいかも?
といった感じです
一般的に言われる、チワワオスとメスの違いは?
チワワの性格におけるオスとメスの違いについては、個体差や社会化の影響も大きいため、必ずしも全ての個体に当てはまるわけではありません。
オスのチワワ
- オスのチワワは一般的にメスよりも大胆で自己主張が強いとされています。性的な競争心が強く、他のオスとの競争に積極的に参加することがあります。
- オスは縄張り意識が強く、自分の領域や家族を守ろうとする傾向があります。
- オスは時折、攻撃的な行動を示すことがあります。しかし、適切な社会化とトレーニングを受けたオスは友好的で従順になります。
メスのチワワ
- メスのチワワは一般的にオスよりも社交的で友好的であると言われています。穏やかで包容力があり、他の犬や人との関係を築きやすいことがあります。
- メスはしばしば母性本能が強いとされ、他の子犬や動物との面倒を見ることもあります。
- メスはオスよりも縄張り意識が弱く、他の犬との衝突を避けることが多いです。
これらの性格の違いは一般的な傾向であり、全てのオスとメスのチワワに当てはまるわけではありません。適切なトレーニングと社会化が行われれば、オスもメスも望ましい性格を持つチワワに育つことができます。
よく吠える?
これに関しては、チワワだけでなく
他の犬も吠える子は吠えると思います
チワワでよく言われるのは
臆病な性格で、警戒心も強いせいで吠えやすいということです
小型犬は不用意に触られたり、近づかれたりする事がおいので
怖い思いをした経験で、吠えるようになる事もおおいのだとか
不用意な無駄吠えはたしかに
問題があるので、できるだけやめさせられるように
してあげたいですね
そもそも犬は吠える、と理解してあげましょう
チワワに限らず、犬が吠えるのは普通の事だとまず理解してあげましょう
その上で無駄吠えや威嚇などをしなくてすむように
飼い主さんが躾や生活環境をととのえてあげましょう
無駄吠えをやめるにはどうすれば?
無駄吠えをやめるには、
まずその原因をみつけてあげましょう
同じ無駄吠えでも
嬉しい時と
怖いなど警戒している時では
意味も対処も変わってきます
主な無駄吠えタイミングと簡単な対応は
- いろいろな経験をさせる
- チャイム時におやつをあげる
- 対人間・犬にはまず適切な距離をとる
- 来客者に会わせる、一緒に対応する
などがあります
重要なのは落ち着かせて、吠え止んだら必ず褒めてあげることです
適度におやつなどもあげると効果的です
無駄吠えしないと良い事がある・ほめてもらえる!という思考回路になるまで
原因と対応を粘り強く続けてみましょう
どうしても難しい場合は
しつけ教室やドッグトレーナーさんなどに相談してみるのも
良いと思います。
客観的な視点の意見をもらえるだけでも新しい発見がある事もあります
当たり前ですが
ワンちゃんと向き合って
その子の性格に合わせた対応をするように
できるだけ飼い主さんが努力してあげるのがよいのかな、と思います
去勢・避妊手術後の変化は? 性格が変わるの?
これも個体差があるのですが
手術後には一部のワンコに、性格が変わる犬がいるそうです
著者もすべての子に去勢・避妊手術をしましたが
運良く!?なのか性格が変わるような事はありませんでした
もし性格が変わったとしても
日々のコミュニケーションから
変化を見逃さないようにして
手術や病院の怖さから
くるものかもしれないので
まずは、しばらく見守ってあげましょう
去勢・避妊手術後に性格が変わるってホント?
チワワの去勢(または避妊手術)が性格に及ぼす影響については、犬の個体差や環境要因に依存するので、一概には言えませんが、一般的な事実を説明します。
- 穏やかさ:
去勢されたチワワは、一般的に攻撃的でない傾向があると言われています。去勢によって性ホルモンの影響が軽減され、穏やかな性格を持つことが多いです。攻撃性や競争心が減少し、他の犬や人間との社交性が向上することがあります。 - 性的行動の変化
去勢は、性的関心や行動を減少させることがあります。これにより、チワワは他の犬や人間に対する過度な性的な興奮を示すことが少なくなり、より集中力を持ち、落ち着いた性格になることがあります。 - 適応性
去勢されたチワワは、一般的に他の犬や新しい環境に適応しやすくなることがあります。性的な競争心が減少するため、他の犬との衝突が少なくなり、社交的で友好的な性格を持つことが多いです。
去勢すると性格が変わる事もあるが、個体差が大きいので全てのチワワが変わるわけではありません!
毛色でも性格は違う?
これも意見が分かれますが
一般的に毛色が性格に直接影響を与えることはありません。
毛色は主に遺伝子によって決定され、
チワワの性格は遺伝子以外の要因や個体差によって形成されます。
では、毛色による性格の違いは、ないのでしょうか?
性格は遺伝子に影響を受ける可能性があるため、
同じ毛色のチワワ同士で似たような性格の傾向が見られることがあります。
環境要因や飼い主の影響も大きく
飼育環境、社会化、トレーニング、飼育者の愛情などはチワワの性格を作ることが多く
毛色よりも大きな影響を持つことがあります。
チワワの性格については、毛色ではなく、
遺伝子、環境、社会化、トレーニングなどの要因を考慮することが重要です。
同じ毛色を持つチワワでも、個体ごとに異なる性格がありますので、チワワの性格は、個体差を尊重し、適切な訓練と社会化を心がけましょう。
まとめ
チワワは体はとても小さいですが、勇敢で賢い犬種です。警戒心もあるので、人見知りをする事も多いですが、家族には愛情深く、忠誠を尽くすタイプが多いです。
これがよく言われるチワワの傾向です
著者の経験だけでいうと
全く吠えない人見知りもしない子、人間ならだれでも好きな子、家族以外は敵(笑)な子、上に書いてある通りのチワワらしい子と4匹だけでもバラバラで似たタイプはいませんでした
それゆえに、
チワワだから吠えるのは仕方ないな。。。とかの感覚はあまりなくて
あくまでもその子の性格がありきで
生活環境で決定されるな〜、という実感があります
犬種独特の特性と言われる部分は理解しつつ
その子の個性に合わせて、飼い主さんと
楽しく生活がせきるようにしてあげるのが良いのではないでしょうか
また無駄吠えの多いワンちゃんでも
あきらめずに一緒に良い方法をみつけてあげましょう
今回の記事は
著者の個人的な感想で、全部のチワワを知っているワケではありませんが
チワワに興味を持った人の参考になればうれしいです!